ニキビの原因菌アクネ菌はどうして毛穴に潜む?

ニキビは毛穴につまった皮脂にアクネ菌などが群がることで炎症が起こり発生するとされています。このアクネ菌はどうして毛穴付近に繁殖して炎症を引き起こしてしまうのでしょうか。ニキビについてしっかりと理解するためにはアクネ菌についても理解しておくと良いでしょう。アクネ菌にはそもそも、嫌気性という性質が備わっています。
どういった性質なのかというとなるべく空気に触れないようにして繁殖する性質です。アクネ菌は空気に触れると繁殖しにくくなってしまうのですね。ですので、毛穴付近んい繁殖することが多いのです。しかし、これだけではアクネ菌が炎症を引き起こしてニキビを発生させることはありません。
ニキビを発生させるにはもっと別の条件が必要なのです。その条件というのは、皮脂の過剰分泌です。とにかく、毛穴に皮脂がつまらなければアクネ菌が増殖することはないのです。つまり、アクネ菌の増殖を防いで炎症を予防するためには皮脂の過剰分泌を防ぐことが必要となるのです。
では、皮脂の過剰分泌はいつ起こるのかというと、これは男性ホルモンが分泌されるようになると皮脂の方も分泌が盛んになることが分っており、男性ホルモンは極度のストレス環境下におかれると過剰に分泌されるようになります。つまり、日頃からあまりストレスを感じないようにすることがニキビ予防のためには必要不可欠なのです。また、脂肪分の多い食事からも皮脂は分泌されるようになりますから、食事の面でも注意する必要があります。
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